カッサとは?
- 溝の口 マッサージ
- 14 時間前
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中国で生まれた美容法「カッサ」自宅とサロンでは何がちがうの?
カッサとは天然石や牛の角からできたプレートで肌を擦り、圧をかけて血液やリンパの流れを良くする美容法です。血行を良くし老廃物の排出を促進することで、むくみ解消、小顔・リフトアップ効果、代謝アップが期待できます。カッサは顔だけでなく全身にも行えますし、自宅でもできる美容法ですが、正しく行わないと必要以上に肌に赤みがでる場合もあります。サロンでは、知識を持ったスタッフが全身のつぼを刺激するように施術するので痛気持ちいい感覚にウトウト眠ってしまう人も。プレートで肌を擦る施術なので人によっては施術後に肌が赤くなることがありますが、なるべく赤みがでないように施術してくれるサロンもあるので、不安な方は施術前に相談してみましょう。

かっさは、天然石や水牛の角などで作られたプレートで肌をこすり、血行促進や老廃物の排出を促す美容法です。むくみ解消、小顔・リフトアップ、代謝アップなどの効果が期待できます。
かっさの効果:
血行促進:
かっさで肌をこすることで、血行が良くなり、顔色が明るくなる効果が期待できます。
老廃物の排出:
血行が良くなることで、体内の老廃物や毒素の排出を促し、むくみ解消やデトックス効果が期待できます。
代謝アップ:
新陳代謝が活発になることで、肌のターンオーバーを促進し、シミやくすみの改善につながる可能性があります。
小顔・リフトアップ:
むくみが解消され、フェイスラインがすっきりすることで、小顔効果やリフトアップ効果が期待できます。
肩こり・首こりの緩和:
かっさで首や肩をマッサージすることで、筋肉の緊張を和らげ、こりを解消する効果も期待できます。
ストレス緩和:
頭皮をかっさでマッサージすることで、リフレッシュ効果やストレス緩和効果も期待できます。
その他:
冷え性の改善、疲労回復、眼精疲労の緩和など、様々な効果が期待できるとされています。

かっさを使用する際の注意点:
やりすぎに注意:
過度なマッサージは肌を傷める原因になるため、適度な力加減で、毎日継続することが大切です。
肌の状態に注意:
肌に異常がある場合は、使用を控えましょう。
オイルやクリームの使用:
肌を滑りやすくするために、オイルやクリームを併用するのがおすすめです。
入浴中や入浴後の使用:
体が温まっている状態での使用は、効果を高めるのに効果的です。
かっさは、自宅で手軽にできる美容法として人気がありますが、正しい使い方を理解し、無理なく継続することが大切です。
カッサはもともと中国で生まれた民間療法の一つで、その歴史の始まりは2500年以上も前にさかのぼるといわれています。当時は、現在のように美容法として用いられていたのではなく、身体の不調を治したり、体調を整えたりするためのものでした。そんなカッサの用途は、漢字表記の「刮莎」からも読み取れます。「刮」にはこする、削り取る、剥ぐという意味があり、「莎」には老廃物や悪い血液、といった意味があります。
現代のカッサは、特殊な形状をしたプレート状の専用アイテムを使って皮膚に刺激を与え、血液やリンパの流れを改善するもので、身体の悪いものを流して取り除くという民間療法の「刮莎」を、セルフケアとして手軽に行えるようにしています。一般的に、専用アイテムそのものを「カッサ」と呼びますが、あわせてそのようなアイテムを使ったマッサージ方法を指す場合もあります。

カッサマッサージで血液やリンパの流れが改善し、身体に溜まっている老廃物の排出が促されると、次のような効果を期待できます。

・むくみの改善による小顔効果
・身体から毒素や老廃物を取り除くデトックス効果
・代謝アップによるダイエット効果
・美肌効果や血色の改善
・冷え性の改善
・疲労回復
・眼精疲労や肩こり、便秘の解消
血液やリンパの流れが滞ると、身体にはさまざまな不調が生じます。東洋医学には「気血(きけつ)」という概念があり、わかりやすく例えると、身体を巡るエネルギーのようなものを意味します。気血が流れる通り道を「経絡(けいらく)」と呼び、ツボをつなぎ合わせた12本の流れがあると考えられています。また、特定の臓器に効果があるとされるツボを「反射区」と呼び、カッサマッサージではこの経絡に沿って流す方法が基本となります。
カッサマッサージを気になる症状に合わせて取り入れることで、むくみやたるみの改善のみならず、新陳代謝の活性化や冷え性といった不調の改善にもつながります。

カッサプレートの基本的な使い方は、「流す」「押す」「ほぐす」の3つです。それぞれのポイントをみていきましょう。
流す
最も多く使われるのが「流す」マッサージ方法です。カッサプレートをなでるように身体にあてることで、全身の血液やリンパの流れを促すことができます。流す時の基本は、身体の末端から中心へ。たとえば、ふくらはぎであれば足首側から太ももに向けて、流すようにプレートをあてます。慣れない人は、まずは心臓に向かって流すというイメージを持つとよいでしょう。
押す
ツボの部分やコリがある箇所にアプローチすることができます。あまり強い力をかけると、肌への負担にもなるため、優しくじっくり行いましょう。
ほぐす
カッサプレートの突起面や凹凸面を使って「ほぐす」マッサージは、やや深い部分が刺激されるため、コリを効果的にほぐすことができます。首や肩まわり、足の裏の疲れを取るケアにも向いているでしょう。
このようなカッサの基本を踏まえて、たとえば小顔を目指したい場合は、まずリンパの流れを改善することからはじめます。カッサプレートを使って、耳の前に溜まっている老廃物を顎に向かって流すようにした後、鎖骨の2cmほど上側をほぐします。その後、顎から耳の裏側に流すようにマッサージするとリンパの循環が良くなります。その上で、顔のこりを少しずつほぐしていきましょう。額は、眉間から生え際へ向かって、目の周りは眉間から目尻へ、頬は小鼻からこめかみにというようにパーツごとに小さな円を描きながら刺激し、老廃物を流していくと効果的です。

カッサマッサージは心地よく、さまざまな効果を期待できるものですが、いくつか注意しておきたい点もあります。まず、カッサプレートをあてることは皮膚への刺激となるため、あまり強い力でこするのは厳禁。
マッサージ後に多少の赤みや斑点がでることは問題ないとされていますが、強すぎると肌トラブルを招くこともあります。肌を保護し、滑りをよくするためには、オイルやクリーム、乳液などを用意すると良いでしょう。
また、マッサージ後は肌を休ませる時間をとることも必要です。カッサマッサージの効果を最大限に引き出すためにも、肌に負担のない使用方法を心がけましょう。
また、皮膚の病気や血友病、静脈瘤、心疾患などといった持病がある人は、カッサマッサージを控えたほうがよい場合もあります。不安がある際は、必ず事前に主治医などに相談しましょう。ほかにも妊娠している方、小さなこども、高齢の方なども肌への負担となりやすい可能性があります。家族にすすめる際なども、注意点に該当しないか気をつけましょう。
カッサプレートを使ったマッサージを取り入れても、なかなかむくみ

やたるみが改善しない、期待するほどの効果が得られないという場合には、美容医療の力を借りることも選択肢の一つです。
まとめ
カッサはもともと、2500年以上前に中国で生まれた民間療法の一つ
カッサマッサージで血液やリンパの流れが改善すると、老廃物の排出が促される
むくみやたるみの改善に加えて、新陳代謝の活性化や冷え性といった不調の改善も期待できる
カッサプレートの素材や形状には多くの種類があるため、目的に合うものを選ぶ
カッサプレートの基本的な使い方は、「流す」「押す」「ほぐす」の3つ
小顔を目指すには、まずリンパの流れを良くした上で、パーツごとに優しくほぐしていく
肌トラブルを予防するには、オイルなどを併用し、肌を休ませる時間も確保すること
カッサマッサージを控えたほうがよいケースもあるため、気になる人は主治医に相談を
むくみやたるみを改善するには、美容医療も効果的
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